「サムライせんせい」好きなシーンベスト5を考えてみた
「サムライせんせい」が終わってしまって4ヶ月。錦戸担は2016年もまだかまだかと錦戸亮の演技仕事を待ちながら生きていくんでしょうか。NO!!演技のお仕事早く発表してください!!!(できれば暗めの役で)(できれば映画で)(できれば実力派の役者さんと共演して)(できればとか小さくでつつも役への希望は果てしなくあるめんどくさ系ヲタ)
演技仕事がないので、サムライせんせいの好きなシーンをピックアップしてみたよ。
第5位 武市半平太が校内を怖がるシーン
このシーンかわいすぎて倒れた。
「サムライせんせい」は、武市半平太が現代にタイムスリップしてしまったことから巻き起こるコメディタッチのドラマなんだけど、深夜ならではの軽い感じがとてもよかった。そんな中でも比較的コメディ色が強かった第5話。
夜中の学校に現れる「漆黒の武者」を探しに行く話なんだけど、それまでわりとキリッとしていた武市半平太がちょいちょいビビっているのが面白い。いばっているけど怖がり、冷たいけど優しい、ドジだけど芯が強い、錦戸くんって人間が誰もが持っている二面性を表現するのがすごくうまいよね。彼が演じることで役がくっきりと輪郭を持って立ち上がってくるような感じがある。彼が演じる役に感情移入して惹かれてしまう魅力がある。
第4位 現代にタイムスリップしてしまった武市半平太がテレビを見るシーン
第1話で1番胸を打たれたシーン。セリフはないです。
幕末の乱世からやってきてしまった武市半平太が、1人でテレビを見るシーン。テレビを見てショックを受けるシーンといえば、ドラマ「泣くな、はらちゃん」で長瀬くんが震災の映像をテレビで見て号泣するシーンが私の中ではとても心に残っているのだけど、このときの半平太はバラエティか情報番組を見ていたんだよね。
現代のさまざまな技術に驚いて、すごい!!って興奮するのかなと思いきや、武市半平太は変わってしまった現代人に失望して憤りを感じていくんだけど、それはまだ言葉にできない、言葉にできない複雑な心境がほんの数秒のシーンだけどすごく心に残る。怒り?かなしみ?郷愁?疲労?なんで武市半平太はこんな表情をしてるんだろう、って。気持ちを持っていかれる素敵なシーンだったと思う。
第3位 背中合わせのアクションシーン
神木隆之介くんのキャスティング発表があってから、ずーっと期待していたシーン。第6話のアクションシーンほんとによかった。高低差を使った殺陣のシーンで、動きが複雑で見るたびにわくわくする。カメラワークもすごくよかった。このシーンはとくに説明は不要。とにかく見て欲しい!
第2位 愛妻富子との最後のシーン
最終回。妻の富子と再会して涙する武市半平太に、「久しぶりに会ったんだから笑ってください」と言われ、「ほうじゃのう」と笑顔を作るところ。号泣。
こんなに切ない表情を見せる俳優さんいる⁉︎ いない!!
第1位 東京タワーをバックに殺陣を繰り広げた神木くんとのシーン
こちらも最終回。ビルの屋上で東京タワーをバックに殺陣。後半はシルエットのみの殺陣。美しくて幻想的ですばらしかった。
どんな作品でも、胸を打たれる表情と、期待を超えたパフォーマンスを見せてくれる、錦戸亮くんの演技仕事を、2016年も心の底から待っています。